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Take Out


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ここに居る三体のメイドロボ、HM-12は戦闘用にカスタマイズされていない。
一つは洗濯用、一つは掃除用、そしてもう一つは料理用である。戦闘に使おうなんて誰も思っていなかった。
作り主でさえも。しかし、チームワークは完璧である。この戦闘を見ればそれがわかる。

「機械相手なら力があるほうが良い。あたしが行くよ。千鶴姉はあゆちゃんを頼む」
「わかったわ」
前に出る梓。それに対するは掃除ロボ。オリジナルの経験をもとにスピードを高めた機体である。
「うおりゃぁ!くらえ!」
「…回避。」
…なかなか当らない。依然無表情の掃除ロボとは違い梓に焦りが見られる。それを見て千鶴は言う。
「私が行く方が良いわ。梓、交代よ」
「わかった!」
一瞬のフェイントと共に梓が下がり、千鶴が向かう。掃除ロボが下がる。
一撃目を外したものの千鶴は更に攻撃しようとする。一方、一人になったあゆをめがけ二体が進む。
「あゆには触れさせないよ」
梓はすかさずあゆを庇うように動く。それを見て料理ロボが包丁を、洗濯ロボが巨大洗濯バサミをあゆに放つ。
「なんだよっ!くそっ!弱い者ばかり狙う気かよっ!」
あゆを庇い梓が倒れ込む。しかし洗濯バサミはそれに合わせて動き、あゆを捕らえる。
「こら、あゆに何をする気だっ!」
梓の叫び声で千鶴は洗濯ロボに目標を変える。しかし洗濯バサミはあゆを料理ロボに放り投げていた。
「うぐぅ、ボク100g100えんじゃないよぉ」
その時、2本目の包丁を出していた料理ロボも含め、三体が一瞬動きを止める。直後、三体は姉妹を無視して
何処かへと退いていく。
あゆを連れ去られた二人は三体を追い駆けるが、三体は施設へと帰ろうとしてとどまる事は無かった。

【HM-12s、あゆ、源五郎の居る施設へ向かう】
【柏木千鶴、梓、あゆを追い駆ける】

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