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クソガキへ


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下僕の読みを教えたり、そのせいで生意気なガキに馬鹿呼ばわりされたり、なんだかついてねぇ。
どうにもあのクソガキに会ってから調子がおかしい。そう、テメェだ、あゆ。
「うぐぅ、誰か助けてよぉ〜。お姉ちゃんたちぃ、おじさあぁん!」
そのせいか幻聴まで聞こえやがる……。

「今、叫び声がしたような……」
「うんうん、詠美ちゃん様にも聞こえたわ」
……どうやら幻聴って訳でもないらしい。立ちあがってあっさりと言う。
「じゃあ、俺は行くぜ」
何故テメェみたいなクソガキを助けようと思っちまうかな。ますますおかしいぜ。
「ねえねぇ、どこに行くのよ、したぼ…じゃなくってげぼくぅ」
「『幽霊』に会いに、だ」
「ええっ! あんた、下僕のくせに私をゆーれーに売り渡す気ね! 絶対駄目なんだから!!」
「馬鹿。テメェも『幽霊』だろ」
「ふみゅ〜ん、わたしちゃんと生きてるわよぉ、げぼくのくせに生意気ぃ」
「テメェと同じで生きてるのに死亡放送で呼ばれた奴だよ」
「ふーん、ならわたしがめーれーしてあげる。その叫んでいた少女を助けに行くからついてきなさい、したぼく」
こいつは多分テメェより物覚えが悪い。もうすぐバカガキの座をテメェと…ってそんなくだらねぇ事考えたくもねぇ。
「貴方達じゃ不安ね、わたしもあゆちゃんを助けに行くわ」
こいつはテメェの知りあいだったのかよ。
ともかくみんなテメェを助けに行った訳だ…動物どもも含めてな。

で、洗濯バサミが外れただろ。それは俺の銃のおかげだから感謝しとけ。

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