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殺戮の序章


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バスバスッ!! という音と共に背中に強い痛みを感じた理緒はもんどり打って
倒れた。
「う・・・・な、何・・」
何が起こったの?と言葉にする前に再びバスバスッと言う音と共に五寸釘が
飛んでくる。
何とか飛んできた釘を避けた理緒は体勢を立て直し釘の飛んできた方向に向けて
大口径マグナムを発砲した。 しかし浩之は建築資材を盾に理緒の背後に回り込
んだあとであった。 そして再び電動釘打ち器のトリガーを引く。
バスッ!
「うあっ!!」
再び背中に激しい痛みが走り理緒はその場にしゃがみ込む。
早く誰かを殺して戻らないと千紗ちゃんが死んでしまうのに
こんな所で死ねないのに。 その気持ちが焦りを生み、その焦りがマグナムの
照準を狂わせる。

バスバスバスッ!!!
「ぅうあああぁっ!!」
非情にも飛んできた3本の五寸釘は側面から理緒の右腕を貫いた。

「あ、あ、あ、ああああ・・・」
右腕をみた理緒は言葉がなくなった。 五寸釘が刺さった時に
動脈を切断したのだろう傷口から大量の鮮血が吹き出している。
脈打つ度にビューッと吹き出す血を目にした理緒は完全にパニック状態になって
五寸釘を引き抜こうとした。 もはやマグナムは手放していた。
「はっはは早く抜かないとしし死んじゃう千紗ちゃんも私もしんじゃうよ
おおお!!」

「ちさちゃん?何言ってるんだ?」
その様子を見て笑うでもなく浩之は背後から心臓めがけて釘を4発発射した。

バスバスバスバスッ!!!!

「あがぁっ!!!」
4本の五寸釘が次々と心臓に突き刺さったその直後、理緒は口から大量の鮮血を
吐き出しうつぶせに地面に倒れた。

「悪く思うなよ。こっちは見つけたらすぐに殺すつもりだったんだ」
理緒の大口径マグナムと予備の弾丸を回収しながら浩之は理緒の死体にむかって
つぶやいたが、そこに死者を悼むあたたかみはなかった。

建築資材置き場のコンテナに理緒の死体を放り込むと浩之は次の獲物を求めて
その場を後にした。 殺戮はまだ始まりにすぎない。

【藤田浩之 ダイナマイト20本 電動釘打ち器 五寸釘多数入手】
【大口径マグナム藤田浩之の手により回収】
【073 雛山理緒死亡】
【残り 70?人】

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