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折原を待ちながら


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「それにしても折原のヤツ遅いわね……私達をほったらかして一体
どこまで行ってんのよホントにもう」
七瀬留美(069)は浩平(016)の去っていった方を見ながらそう毒づいた。
「うん、そうだね……」
長森瑞佳(065)も自分の鞄を漁っていた手を止め心配そうに呟く。
「それで瑞佳の支給品見つかったの?」
「あ、うん……これだと思うけど……」
そう言って瑞佳が鞄から取り出したのは一冊の分厚いファイルだった。
「何それ?」
瑞佳は覗き込んできた七瀬と一緒にそのファイルを開いてみた。
開いたファイルの左側にはナイフの写真、そして右側には羅列された文字。
『アイテム001 スペツナズ・ナイフ』
「旧ソ連軍の使用していた発射式暗殺用ナイフ。
鍔にあたる部分にあるスイッチを押すことで刀を前方に飛ばす事が出来る」
「え、これって……」
パラパラと他のページをめくってみる。
『アイテム014 Colt M1911』
「一般的にはコルトガバメントという呼ばれ方の方が有名。
1911年に米軍に正式採用され米国政府が認証した、という意味で
ガバメント(Goverment=政府)と呼ばれる……」
といった具合に左側のページには武器の写真、右側に解説及び使用方法
などが書かれてるページが延々と続いている。
二人は理解した。
これは今回のゲームで配られた武器、及びアイテムのリストなのだと。
「うわ、何これロボットじゃない、きゃ白蛇って何なのよ!
 あーあたしに当たらなくてよかったわ」
「「あ、猫までいるんだ、私これがよかったなぁ」
「あ、ほら七瀬さんのタライもちゃんとあるよ」
「何なに……『アイテム079 金盥』洗面や洗濯の時に使う平たくて丸い容器。
上空から相手の頭上に落としたりして使用します。
緊急時には頭に被ったり盾変わりに使うと効果的です……
ってんなワケあるかー!!」

【長森瑞佳 アイテムリスト入手】

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