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残された人達


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私達は唐突に合流した。
もちろんいきなり殺されかけた七瀬さんの怒りを押さえるのは大変でしたが。
兎にも角も、私達姉妹は合流できた。
あとは…耕一さんと楓だけ。
話によれば初音は耕一さんの消息を知っているらしい。
すぐにでも聞きたいところだったけど、今は事態が切迫している。
もしかしたら、閉じ込められてしまったのかもしれないのだから。

梓が、今あゆちゃんを迎えに行っている。
本当はついていきたかったけど、そうもいかない。
ここには七瀬さん、そして初音がいる。
二人残していくのは危険過ぎる、かといって四人で行動するぐらいなら梓か、私一人で
あゆちゃんを迎えに行ったほうがまだマシだ。
だから私が行こうとしたんだけど……
――千鶴姉はここで待ってて、あゆを連れてくるから!――
そう言って、私の言葉も聞かないうちに飛び出してしまった。

今、私達は保健室の隣、会議室(…だと思う)にいる。
死体のある場所に三人でいるのは気が重すぎたから。
私は……こういうことに慣れているから大丈夫だけど……
なんていうか、放置されたそれからは嫌な臭いが漂ってきていて、初音達の嗅覚を苦しめている。

梓達が戻ってきたら初音の持つダイナマイトで入り口を爆破して脱出しようと思う。
火はないが、初音の持つ銃で遠距離から誘爆させればなんとかなるはず。
それでもダメなら、調理室から火種を持ってこなくてはならないでしょうが……。
さすがにこの校舎、ダイナマイトで昇降口を爆破したところで崩れ落ちることはないだろう。
唯一不安なのはその行程の途中であの発砲した人や、初音を襲った人に再度襲われないか……

ややあって銃声が…そして爆発音。
私の目の前が、一気に暗くなった――

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