会談
『さて、貴様ら。この島のことををどう思う?』
『それはどういう意味だ?』
『何かおかしいとは思わないか?』
『そうね、明らかに以前に人が住んでいた気配が感じられないわ。
恐らくこの殺人ゲームの為に用意されたと考えるべきね』
『馬鹿な!そんな馬鹿げた話があるか!』
『いや、俺もそう考えていた。このゲームには間違いなく裏に何かある』
『一体この馬鹿げたゲームに何が隠されていると言うんだ?』
『それは俺にもまだ分からない。何しろ情報が無さすぎる』
「ぴこ、ぴこぴこ。ぴっこぴこ?」
「にゃ〜にゃ〜?」
「シュウ、シュウ。シュウ」
「カァーッ!カァー!」
「ぴいこ、ぴこぴっこり。ぴこぴこぴこ」
「にゃ〜うにゃ〜にゃ〜」
「ぴっこぴっこ。ぴこぴっこり」
「ったく、うるせぇ獣どもだぜ」
「ねえ、したぼく」
「げぼく」
「わたし、思うんだけど」
「げぼくだ」
「うるさいわねっ!」
「いい加減覚えやがれっ!」
「ふみゅーん・・・げぼくぅ」
「下僕じゃねえっ!」
「どっちなのよっ!」
「うるせえ殺すぞアマ!」