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擬似人格起動


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ここはどこにでもある島。
ただ普通と違うところはそこで殺人ゲームが行われているということだけ。
そしてその島の中にある施設。
そこはマザーコンピュータが置いてある事から考えてこの島の中でも最重要拠点であろう。
これはそんな場所での出来事。

「ふみゅ〜ん!ひま〜!」
「みゅ〜!みゅ〜!」
「ちょっと〜!ここなんかひまつぶしになるものないの?」
「すみません〜。何もそういうものはおいてないんです〜」
「つまんない。………そういえばあんなさっきからなにしてるの?」
「あ、はい〜。千鶴さんに頼まれたCDの解析の続きと現在のCDの行方を捜索してます〜」
「ふ〜ん。で、それどのくらいかかりそうなの?」
「そうですね〜、まだ結構かかりそうですぅ」
「う〜。やっぱりひま〜」
詠美はふと繭の方を見てみた。

「みゅ〜♪」
「にゃ〜!にゃ、にゃ〜!(しっぽを引っぱるな!お、お前らも見てないで助けろ!)」
「ばっさ、ばっさ(いえいえ、お邪魔は致しませんよ)」
「しゃ〜、しゃ〜。しゃ〜(そうね、その子凄く楽しそうよ。良かったわね)」
「にゃ〜!!(俺は楽しくね〜!!)」

「こどもはきらくでいいわね〜」
詠美はため息をつくと一言そう言った。



どれくらいの時間が経っただろうか。
突然マザーコンピュータから電子音が発せられ始めた。
「な、なによ〜!ちょっとあんた!なにしたのよ〜!」
「え、え〜と、私は何もしてないですぅ」
その間もマザーコンピュータから発せられる音はずっと続いていた。

突然音が止んだかと思うとマザーコンピュータの画面に
【疑似人格 G.N.起動開始】
という文字が表れた。

「ふみゅ〜ん、どういうこと?」
「あ、あれはですね」
「ちょっと待った〜!そっから先はワシが説明しとこうか!」
「ふ、ふみゅ〜!コンピュータがしゃべった?!」
「ワシはこのコンピュータ上の疑似人格プログラム『グレート・長瀬』通称G.N.だ。よろしくな!」
「ど、どういうことよ〜」
「全く理解の遅いやつだな!要するにそこのロボットと同じようなもんだ」
「そ、そうなの?」
「はい〜。私の人格プログラムと原理は同じですぅ」
「そういうこと。分かったか?お嬢ちゃん」
「ふ、ふみゅ〜!このくい〜んをばかにしないで!ちゃんとわかったわよ〜!」
「ほう、偉い偉い。ま、ワシの事は気楽にGちゃんとでも呼んでくれ」
コンピュータから発せられた声はそのままのテンション(?)で続けた。

「あ、そうそう。おい、そこのロボット。何かワシの体使ってたみたいだけど何してたんだ?」
「あ、はい〜。このCDの解析と他のCDの捜索ですぅ。でもまだ終わってないんですぅ」
「そうよ!あんたちょうどいいからてつだいなさいよ!」
「え〜!ワシが何でそんなことしなきゃならないんだ。めんどくさい」
「そんなこと言ってホントはできないんでしょ〜」
「何だと!」
「いいわよ。むりしなくても」
「ワシの力なめんなよ!おい、ロボット!終わったところまでのデータよこせ!」
「は、はい〜」
「まずはCDの捜索からか。こんなもん過去ログあさればすぐに分かるな。待ってな!1分で終わらせてやる」
G.N.がそう言うやいなや部屋中のコンピュータが一斉に動き始めた。


【疑似人格通称G.N. 起動】

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